もっち、足の手術をしました。
スペインに来て数ヶ月経ったある日、もっちの歩き方が妙なことに気付きました。
左足を庇うように歩いていたり、立ち止まっている時もその足を少し浮かせていたり。
すぐに動物病院に連れて行き、レントゲンを取りましたが骨に異常はなし。
そうなると筋肉に異常があるかもしれないという見立てになり、
別の日に筋肉の治療に長けた別の先生に診察をしてもらいました。
その先生は触診の後、数週間足のトレーニングを試してみて、
それが改善しなければさらに詳しい精密検査をしようと提案して下さりました。
足に触られることを極度に嫌がり泣き叫ぶので、自分達だけでは思うようにトレーニングもできず、
結局、精密検査を受けてみると想像していたよりも遥かに悪い状況でした。
骨盤と左足の大腿骨の付け根の部分が何らかの原因でひどい摩擦を起こし、そして削れ、
それが原因で歩行の際に痛みとなり、正しく歩けない状態なんだとか。
今まで足を引きずるような仕草もしていなかったのに。
それともまさか自分たちが気づかなかっただけ・・・?
先生はもっちの成長に合わせて徐々に症状が悪化したのではないかと言っていました。
でもじゃあ、原因はなんだ・・・?
自分たちの行き着いたところは、あんことのお遊びの時間が原因じゃないかという事。
あんこはよくもっちの足を引っ張って遊ぶのが大好きで、
二匹ともただじゃれているだけだったので、さほど気にしていなかったんですが・・
でも、この病気を持つワンちゃんは結構多いんだとか。
それじゃ先天性なのかなぁ。結局、真相は闇のなか。
幸い手術は簡単なもので1時間ほどで終わりました。
骨の付け根の削れてしまっている部分だけを切り取るんだって。
そして切り取っても筋肉が骨を支えることで正常に歩けるようになるのだそう。
傷口も小さく、手術の当日から足を庇いながらトイレもすることができました。
あれから2カ月ほど経ちすっかり良くなって、またあんこと毎日公園で遊んでいます。
まだ時々左足をあげて立っていることもありますが、先生によると心配はないそうです。
今はあんこと遊んでいる時はしっかり地面を両足で蹴って遊んでいます。
元気になって本当に良かった、もっち😢
もっちも1歳を迎えて大人になり、これまで以上に私たちに懐いてくれています。
それでも末っ子のわがまま気質はそのままなんですけどね😁