あんこ、ピンチ!
もっちが我が家に来て3日ほど経った日。
深夜2時、そろそろ寝ようかと寝室に移動して、ベッドの足元で寝ているあんこにキスをして、自分も潜りこんだその瞬間、
「ヴォエ!ヴォエ!ヴォエ!」
あんこの聞いた事もない声に飛び起きました。
あんこは必死に吐こうとしていたんですが、出てきたのは胃液だけ。
あんこ!?あんこ?!
これは一大事だと思い、家からタクシーで20分ほどで行ける救急病院を見つけて予約をとりました。
あちこちのタクシー会社に電話するけど、どこも車が出払っていて受け付けてくれず、とりあえず駅前までひとっ走り。
だけど最寄りの駅は小さな駅でタクシーなんか見つかるわけもなく、ひとまず大きな道路にでて、隣の大きな駅に向かって走り始めました。が、やはり車なんて通りゃしない。
深夜3時、隣駅まで20分かけて辿り着き、そこでタクシーを捕まえて、一旦家に戻り、あんこを連れて病院に向かいました。(タクシーの運転手さんは隣駅から走ってきた事にたいそうビックリしてました😅)
病院に着いたら、触診から、血液検査、エコーまで全てやってくれたんですが、全くもって異常なし。恐らく環境変化によるストレスとの判断でした。
それを聞いて、ホッと安心したのと、あんこのいじらしさに思わず目頭がジンワリと熱くなってしまい、ケージに入ったあんこをしっかり抱きしめてお家に帰りました。
もっちよりもまずはあんこを可愛がるよう、
注意していたものの、やっぱり環境変化による精神的にショックが大きかったみたいです。
その日から、今までケージには入れていたものの、私達のベッドの隣で寝ていたもっちは別室にして、あんこだけ私達と一緒に寝ることにしました。
普段のあんこへのスキンシップも大袈裟なほどやるようにすることで、少しずつ体調も回復してきました。
それでも、一週間くらいは真夜中になると吐いていたので、再度行きつけのお医者さんにも再度見てもらったのですが、やはりストレスから来る胃腸炎だろうと言うことでした。
こればっかりは少しずつ慣れていくしか方法はないと言われました。
あんこは他の子と比べると格段に繊細な子のようです。
それでもあれから1カ月が過ぎ、あんこもすっかり慣れたみたい。
もう私達がいなくても、妹のもっちと仲良く遊んでます。
でも、獣医さん曰く時間を決めて二匹を一緒に遊ばせるようにとの事でした。二匹ともまだ子供のため、果てしなく遊び続ける事で疲れすぎて時には死んでしまうケースもあるらしいんです。
多頭飼いのスタートは大変でしたが、二匹は順調に大きくなっています。
あんこもちのインスタグラム:@anko.mame